良い意味で、気楽なんです。この業界では、珍しいと思います。
— どうしてこの会社に入ろうと思ったのですか?
元々、車が好きだったんです。この会社に入る前も、大手企業で車関係の仕事をしていました。ただ、残業が多く毎日23時ごろに帰路に着くような、かなりキツイ職場でした。
この状況を打破したいと転職を決め、見つけたのが松田自動車です。中小企業での就職はこれが初めてでしたが、前職にはないアットホームさがあり、自分的には合っていると感じました。
— 松田自動車に入社して良かった点はありますか?
少しリアルな話ですが、自分の年齢を考えると、残業が少ないってありがたいんです。このあと年齢が上がっていくにつれて体力も落ちてきて、仕事についていけなくなるのが一番辛い。
なので、そういった面では「この会社には末長くい続けられそうだな」という安心感はあります。
— この業界で働く中で、『この仕事、やっててよかったな』と感じた瞬間はありますか?
現在は主にフロント業務を担当していますが、実際に整備作業を行うこともあります。やはり車のことを知らないと、お客様にきちんと説明できないので、整備の経験も大切にしています。
そんな中で印象に残っているのは、休みの日に工場の近くを通ったときのこと。自分が整備を担当したお客様の車とすれ違ったんです。そのとき、「あの車、ちゃんと走ってるな」って思えて、嬉しくなりました。自分の仕事が誰かの生活の役に立っているんだと実感できた瞬間でした。
— 仕事をしていてのやりがいはどこに感じますか?
長くこの仕事を続けていると、ときどきとても珍しい車に出会うことがあります。時には、海外から部品を取り寄せて大掛かりな整備をすることもあります。整備業界でもなかなかできる経験ではないですし、難しい分だけ、自分の技術力が上がっていく実感もあります。だからこそ、そうした整備に携われることに、やりがいを感じています。
— 整備士・フロント業務に求める人はどんな人ですか?
どんな業種にも共通することだと思いますが、未経験のうちは、先輩の仕事をしっかり見て、積極的に取り組んでみようとする姿勢が大切だと思います。特にこの仕事は技術職なので、まずは自分の手を動かしてみないと始まりません。
「何もできないから…」と最初から諦めてしまうのは、本当にもったいないと思います。
たしかに、最初は質問しづらいと感じるかもしれませんが、学ぶ意欲さえあれば、先輩たちはきちんと応えてくれますし、うちにはそういう環境があります。
— お客様に言われて嬉しかったことは?
修理して、納車した際のお客様からの「ありがとう」です。 とてもシンプルな言葉ですが、そういった積み重ねが、毎日のやりがいにつながっています。